エイリアスID(Alias ID)活用ガイド
Nubrickの「アプリ内埋め込み」機能では、通常のエクスペリメント(配信キャンペーン)ごとに発行される固有の embeddingID とは別に、任意の文字列を指定できる「エイリアスID(Alias ID)」を設定することが可能です。 本ガイドでは、エイリアスIDを活用するメリット、設定時のシステムルールと命名のコツ、および運用上の注意点について解説します。
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Nubrickの「アプリ内埋め込み」機能では、通常のエクスペリメント(配信キャンペーン)ごとに発行される固有の embeddingID とは別に、任意の文字列を指定できる「エイリアスID(Alias ID)」を設定することが可能です。 本ガイドでは、エイリアスIDを活用するメリット、設定時のシステムルールと命名のコツ、および運用上の注意点について解説します。
通常、アプリ内埋め込みを行うには、エクスペリメント作成後に発行される固有のID(embeddingID)をアプリのソースコードに埋め込む必要があります。しかし、エイリアスIDを設定することで、以下の2つの大きなメリットが生まれます。
課題: 通常の embeddingID はエクスペリメントごとに新しく発行されるため、キャンペーンを切り替えるたびにアプリ側のコード修正(IDの書き換え)や再リリースが必要になってしまいます。
メリット: 「特定の埋め込み枠(例:ホーム画面の上部バナー枠)」に対して1つのエイリアスIDをコード側に実装しておけば、管理画面側で紐付けるエクスペリメントを切り替えるだけで、アプリのアップデートをすることなく、新しいキャンペーンやA/Bテストを何度でも実施・更新できるようになります。
課題: 通常は「管理画面でエクスペリメントの配信設定を完了させる」→「発行された embeddingID を確認する」→「エンジニアに実装を依頼する」という順番になり、手戻りや待ち時間が発生します。
メリット: 事前にビジネスサイドとエンジニアの間で「ここにこのエイリアスIDを使う」と決めておけば、管理画面での詳細なクリエイティブや配信設定が完了していなくても、エンジニアは先行してアプリの実装を進めることができます。 これにより、施策公開までのリードタイムを大幅に短縮できます。
エイリアスIDを設定する際は、以下のシステム仕様(必須ルール)を遵守する必要があります。チーム全体(PM・デザイナー・エンジニア)で一目で役割が理解できるよう、推奨ルールに沿って命名してください。
使用可能文字: 半角英数字(a-z, A-Z, 0-9)、ハイフン(-)、アンダースコア(_) のみ
※全角文字、日本語、スペース、その他の記号(/ や . など)は使用できません。
文字数制限: 100文字以内ですがあまり長いと管理や運用が難しいため、30文字以内を推奨します
アプリ内の「どこに埋め込む枠なのか」が明確にわかるように命名します
良い例:
home_top_banner (16文字 / ホーム画面の上部バナー枠)
mypage_mid_notice (17文字 / マイページの中央お知らせ枠)
cart_bottom_recommend (21文字 / カート画面の下部おすすめ枠)
避けるべき例:
test_id_1 (どこにある、何の枠かがわからない)
summer_campaign_2026 (期間限定の施策名をIDにしてしまうと、秋の施策で使い回す際にコードと実態がズレて混乱を招く)
home_screen_top_main_marketing_banner_area (44文字 / 長いためわかりづらい)
運用をスムーズに行うため、以下の点にご注意ください。
現在、Nubrickの管理画面上には、設定されているエイリアスIDを一覧で確認・検索する機能がありません。
そのため、どの画面のどの枠に何のエイリアスIDを紐付けたか、およびアプリ側へどのIDを実装済みかについては、各社様にてスプレッドシート等で管理シートを作成いただき、チーム内やエンジニアとの間で共有・管理を行っていただきますようお願いいたします。
エイリアスIDは、原則としてアプリ内で一意(ユニーク)に設定することを推奨します。別の画面の全く違う枠に同じエイリアスIDを設定してしまうと、意図しないコンテンツが表示される原因となります。上述の管理シート等を用いて、重複が発生しないよう運用ルールを設けることをお勧めします。
なお、管理画面上では同一のエイリアスIDを複数の施策に設定することは可能です。重複がある場合は、エイリアスIDの設定画面に警告が表示され、同じIDを使用している他のエクスペリメント名へのリンクが確認できます。
複数の施策に同じエイリアスIDが設定されている場合、アプリ側の挙動は次のようになります。
表示される施策: 取得した候補のうち、1件のみがユーザーに表示されます。選出ルールは「配信ロジックについて」の「Conflict Resolution(優先度判定)」と同様で、主に次の順で決まります。
配信期間・対象ユーザー・イベント実績などの条件を満たすもの
その中で 優先度(Priority)が最も高い もの
優先度が同じ場合は、配信開始日時が最も新しい もの
大文字・小文字: エイリアスIDは大文字・小文字を区別します(例: HEADER と header は別のIDとして扱われます)。
重複を許容した運用を行う場合は、意図した施策が適切に配信されるよう、優先度や配信期間・対象ユーザーの設定を慎重に行ってください。
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